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革修理ブログ
2024/01/14
革財布の折り曲げ部分やコーナーのダメージ補修をまとめてご紹介!
こんにちは!
革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/
本日は、
革のお財布の折り曲げ部分やコーナーの
ダメージ補修をまとめて
ご紹介いたします。
革のお財布のダメージにもいろいろありますが、
折れ曲がる箇所は、開閉する際のストレスがかかるため、ダメージが出やすくなります。
その部分以外はきれいなのに、折れ曲がる部分だけが傷んでしまうことも。
また、コーナーも同様にスレやすいため、ダメージが早く発生する箇所です。
本日は、「革のお財布の折れ曲げ部分やコーナーのダメージ補修」をまとめてご紹介いたします。
では、見ていきましょう。
■例1:折れ曲げ部分の縫い目がほどけてしまった!
エルメスのお財布のベアンです。
折れ曲がる部分のミシンの縫い目がほどけてしまっています。
この状態になると、ほつれが徐々に広がってしまう可能性があります。
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この例では、端面の革の状態が悪く、ミシン縫いで強い力がかかると、糸を通す穴が切れてしまう可能性があるため、手縫いで一針一針丁寧に縫製しました。
詳細記事はこちら→「エルメスの財布 ベアンの修理施工を詳しく!」
■例2:革が破れて無くなってしまった!
ブルガリの二つ折りのお財布です。
下の折り曲げ部分にダメージがあります。
曲げのストレスやスレによって革が破れて崩壊してしまっています。
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専用の補修液で、革の端面を形成して補修することで、このように復活することができます。
■例3:コーナーのファスナーが破れた!
カステルバジャックのお財布です。
コーナーはファスナーにもストレスがかかるため、破れてしまっています。
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ファスナーを交換することで、使える状態に復活しました。
詳細記事はこちら→「カステルバジャックの財布、ファスナー交換とクリーニング」
■例3:コーナーが擦れて破れてしまった!
ルイ・ヴィトンのお財布です。
擦れて糸がほどけ、内側と外側の素材が剥がれてしまっています。
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このルイ・ヴィトンのお品物の場合、内側(革)と外側(PVC)で素材が異なるため、時間がたつにつれて、外側のPVC素材が縮んで、縫製部分が引っ張られて反りや破れにつながっています。
まずは糸をほどき、PVC素材に合わせて内側の革を切断してサイズをあわせ、慎重に手縫いで縫製します。その後、縫い合わせた側面の断面(コバ)の補修を施しました。
詳細記事はこちら→「ルイ・ヴィトンの財布のダメージ補修」
■例4:コーナーが黒ずみ、変色している!
ルイ・ヴィトンのヴェルニのお財布です。
4つのコーナーすべてが変色しています。
エナメルレザーの場合は、表面がコーティングされているので、耐久性に優れているのですが、それでも、ストレスのかかるコーナーはこのような黒ずみ、変色が発生しやすいですね。
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染め直しによって、黒ずみ、変色をカバーし、エナメル特有の光沢が復活してます。
詳細記事はこちら→「ルイ・ヴィトン ヴェルニの財布補修」
革のお財布の折り曲げ部分やコーナーのダメージ例をご紹介しました。
みなさまがお持ちのお財布にも似たようなダメージがあるなど、お悩みはありませんか?
ダメージの状態は、使い方や環境によって千差万別ですので、本日ご紹介したダメージ以外にも、「こんなの直るのかな。。」といったお悩みがありましたら、あきらめずにご相談ください!
今回は折り曲げ部分やコーナーののダメージ補修に特化してご紹介しましたが、
色褪せやシミ、黒ずみ、擦り傷などなどのダメージ補修も、もちろん可能です!
革のお財布は使い込むことによる、カッコイイ経年変化もありますので、
補修する際には、お客様が気になる箇所がどういうところかや、
染め直す場合のカラーや艶は、どういうイメージがよさそうか、など、
仕上がりのイメージをお客様とよくお話をして、施工の方向性を決めていきます。
ですので、安心してご相談ください(*^^*)
また、色に関しては、同色での染め直しはもちろんですが、気分を一新するカラーチェンジも可能です。
「昔買ったときはこの色が良かったけど、最近は使うシーンが変わってきたな」というこようなこともあると思います。こういった時には、カラーチェンジを検討してみるのはいかがでしょうか。
革製品の良いところは、お手入れや補修をしながら大切に使うことで、革が人になじんで使いやすくなり、長く使い続けることができるところですよね(*^-^*)
ファスナーが壊れたり、糸がほつれてきたりしたらΣ( ̄ロ ̄lll)ガーンですし、もう使えないと思ってしまいそうになりますが、修理すれば、まだまだ活躍できます。
もししまい込んでしまっている革製品があったら、この機会に見直してみませんか?
ご自身でのお手入れや補修が難しい場合は、革研究所が全力でサポートいたします(≧∀≦)ゞ
革製品のトラブルやお手入れなどでお困りの際は、ぜひご相談ください。
ご相談、お見積りは、無料です♪(^^)♪
お悩み・ご相談は、LINE・メール・お電話などで承ります◎
気になる箇所のお写真をLINEやメールなどで送っていただけると、大変ありがたいです(^人^)
お品物が大きい場合や、数が多い場合などは、出張見積りにも対応いたしますので、ご相談ください。
出張エリアは、静岡県東部(熱海、伊東、三島、伊豆、伊豆の国、函南、沼津、清水、長泉、裾野、御殿場、小山、富士、富士宮)および伊豆半島。さらに箱根、小田原、茅ケ崎、湘南、藤沢、、うむむ、境目が、難しいです^^;
上記以外にも、神奈川県、東京都などの関東圏、その他の場合も、ご相談ください!
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