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革修理ブログ
2024/10/08
【財布修理】お財布のダメージ補修例5選
みなさま、こんにちは(@⌒ー⌒@)
本日は、お財布の補修例特集です。
大切に使い続けているからこそ発生する、
お財布のスレや色褪せなどの補修例5選
をご紹介します。
<目次>
<ご依頼内容>
お品物はこちらです↓
お母さまが長い間、大切に使われてきた物ということで、
そのご子息からダメージ補修のご相談をお受けしました。
糸ほつれやスレ傷、色褪せなどがあるので補修したいとのご依頼です。
<before→after>
before
↓折り曲げ部分やベルト部分の縫製の糸がほつれています。
↓全体的な色褪せや使用による汚れがあります。
スレ傷、縫製ほつれの補修と、染め直しを施します。
↓↓after↓↓
使い込まれた革の優しい雰囲気は残しつつも、傷んでいた箇所が補修されました。
色は、オリジナルの色に合わせてきれいに染め直し、艶も復活しています。
<施工内容>
外周の糸のほつれ、ベルトのコバ(端面)の損傷、全体的な色褪せと汚れを補修します。
縫い糸のほつれ箇所を確認したところ、端面の革の状態が悪く、ミシンを使うと革が切れてしまう可能性があるため、手縫いで縫製し直すことにしました。
革の補強が必要な箇所は補修液で固めて、切れないように補強しながら縫い進めます。
ベルト部分は傷みが激しいため、専用補修液で強度を高め、外周のステッチを縫製し直しました。
続いて、染め直し、コバ処理、艶出し仕上げで完了です。
この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。
<ご依頼内容>
お品物はこちら↓のお財布です。
奥様が使っていたお財布を補修して、ブラックにカラーチェンジし、
ご主人がお使いになれるようにしたいとのご依頼です。
<before→after>
before
↓全体的に革の艶が損なわれ、色褪せています。
↓ボタンの当たる部分の革が破れて欠損しています。
↓内側の革は、こすれと汚れで白っぽくなっています。
スレ傷や破れを補修し、ブラックにカラーチェンジします。
↓↓after↓↓
補修と染め直しでお財布全体の革の質感、艶が蘇り、
引き締まったブラックに仕上がりました。
大切に使い続けてきたお品物を補修して、
どなたかにプレゼントするのも良いですね(*^-^*)
この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。
<ご依頼内容>
お品物はこちら↓のお財布です。
内側の革のスレ傷補修と染め直しのご依頼です。
お札入れの内側の剥がれや外側のシミも、可能な範囲で補修したいとのことです。
<before→after>
before
↓内側は全体にスレ傷があります。
↓外側に薄いシミがあります。
↓お札入れの内側は擦れて、表面が剥がれています。
↓↓after↓↓
スレ傷が補修され、染め直しによってきれいなお財布が復活です。
革の艶も蘇りました。
外側の黒いシミ、お札入れ内側の剥がれは、
ご予算に合わせて、できる限りの補修を行い、目立たなくなっています。
<施工内容>
財布内側のスレ傷補修は、サンディングで表面を平滑にし、補修剤で表面を形成、再度サンディングで表面を平滑して下処理を行い、水性顔料の下塗り、油性顔料の上塗り、艶出し、色止めを施します。
外側の黒いシミは、クリーニングでは取れなかったため、顔料着色で目立たないように補修しました。
最後にトップコートで色止めを行い、周囲と馴染ませます。
お札入れの内側は、布地に樹脂コートされていました。
完璧に修復するには、生地ごと交換になりますが、ご予算を考慮して、剥げた部分を着色しました。
このように、ご予算に合わせた補修内容のご提案も可能ですのでご相談ください。
この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。
→「【財布修理】ルイ・ヴィトン2つ折り財布のスレ傷補修、染め直し」
<ご依頼内容>
お品物はこちら↓のお財布です。
お財布の縁が擦れて塗装が剥がれているので、補修したいとのご依頼です。
<before→after>
before
↓周囲の革の部分が擦れて、ガサガサしています。
↓ベルト部分は、折れ曲がる部分が劣化しています。
↓コーナー部分は、革が剥がれている状態です。
お財布周囲とベルト部分の革のスレ傷補修と染め直しを施します。
↓↓after↓↓
革のスレ傷が補修され、滑らかな状態になりました。
染め直しで、艶も蘇りました。
染め直していない部分の革の色と、違和感なくなじんでいます。
ご依頼のお財布のような、キャンバス生地と革の組み合わせの場合、
革の部分のみの部分的な補修もできますので、
お悩みがありましたら、ご相談ください。
<施工内容>
革の劣化部分は、綿棒やようじを使い、補修剤を細かく塗布し、形を作ります。
乾燥したら、形を整えるために研磨して、滑らかにしていきます。
続いて、水性顔料で塗装、油性顔料で、上塗り、色止め、艶出しを施します。
最後はコバを補修して完了です。
元の革の色が違和感なくなじんで、きれいに仕上がりました。
この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。
<ご依頼内容>
お品物はこちらのお財布です↓
折れ曲がる部分の縫製のほつれと角スレの補修のご依頼です。
この補修の機会に、全体をきれいに仕上げたいとのことで、
染め直しも施していくことになりました。
<before→after>
before
↓お財布が折れ曲がる部分の縫製がほつれています。
周囲の革もかなり傷んでいます。
↓角スレの箇所です。
コバ(革の端面)は、革が欠損してしまっています。
周辺の革はひび割れが発生しています。
↓内側は、革の表面に細かいスレ傷があります。
縫製、スレ傷を補修し、全体を染め直します。
↓↓after↓↓
折れ曲がる部分の縫製ほつれ、角擦れなどのダメージがきれいに補修されました。
全体染め直しで、革の艶が美しく蘇りました。
<施工内容>
縫製ほつれの箇所は、周辺の革も削れており傷みが激しく
強い力がかかるミシンを使うと、さらに切れてしまう恐れがあるため、
手縫いで縫製することにしました。
革の補強のため、裏に薄いあて革をして、慎重に手縫いを施します。
コバは欠損しているため、補修液を使ってコバ形成を行います。
傷んでいる箇所は、補修材で補強し、水性顔料で軽く下塗りしてから、
その上に油性顔料で上塗りし、色止めと艶出しで完了です。
この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。
→「【カルティエの財布修理】角スレ、縫製ほつれ補修と染め直し」
~~~
お財布のダメージ補修例をご覧いただきました。
お財布は毎日使うものですので、愛着がわくアイテムですよね。
バッグやポケットに入れたり、手に握って持ち運んだりしますので、
摩擦や汚れも起こりやすい製品です。
また、開閉する際のストレスが同じ部分に集中するため、
その部分から劣化が進んだりします。
ご紹介した5例は、どのお品物も、
長く大切に使っているからこそ、どうしても起こってしまうダメージがありましたが、
補修後は、また気持ちよくお使いいただけるようになっています(*^-^*)
みなさまがお持ちのアイテムも、気になるお悩みがありましたらご相談ください。
ご相談、お見積りは無料です。
宅配便で全国から受付可能です!
バッグや小物に関する補修のベース価格をご紹介します。
<補修のベース価格>
バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cm未満2本まで) |
Sサイズ(タテ+ヨコ 35cm未満) | 14,370円 |
Mサイズ(タテ+ヨコ 60cm未満) | 17,570円 | |
Lサイズ(タテ+ヨコ 90cm未満) | 20,760円 | |
LLサイズ(タテ+ヨコ 91cm以上) | 25,560円〜 | |
財布等の小物 | 9,590円 | |
持ち手(ハンドル) ※1本当たりの料金 |
3,190円 | |
部分補修(タテ+ヨコ=16cm未満) ※1箇所当たりの料金 |
3,190円 | |
内袋交換(内張り交換は28,600円~) | 16,340円〜 |
補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。
この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。
詳細は「革修理料金」をご確認ください。
実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって
施工内容が一つ一つ異なります。
価格表をベースにしながら、
お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して
施工内容と価格のご提案をいたしますので、
安心してご相談ください(*^-^*)
価格表はあくまでもベース価格です。
こんな場合はどおなるの?といった疑問は、
お気軽にお問い合わせください。
お品物の状態や施工内容に合わせて、
柔軟にお見積りをお出しします。
お客様のご予算もお伺いし、
一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、
まずは、ご相談ください(*^-^*)
ご相談、お見積りは無料です。
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革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、ソファ、革衣類、小物、靴、車内装など、
革製品の修理・クリーニング・リメイクなどに幅広く対応いたします(^^)/
トラブルやお手入れなどでお困りの際は、ぜひご相談ください。
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お悩み・ご相談は、LINE・メール・お電話などで承ります◎
お品物の写真をLINEやメールなどで送っていただくと、
修理方法、概算のお見積りをいたします。
お品物が大きい場合や、数が多い場合などは、出張見積りにも対応いたします。
出張エリアは、静岡県東部(熱海、伊東、三島、伊豆、伊豆の国、函南、沼津、清水、長泉、裾野、御殿場、小山、富士、富士宮)および伊豆半島。さらに箱根、小田原、茅ケ崎、湘南、藤沢、、、
上記以外にも、神奈川県、東京都などの関東圏、その他の場合も、ご相談ください。
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電話:080-6224-4889
メール:support@mishima-izu-kawa-kenkyujyo.com
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