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革修理ブログ
2024/09/07
【バッグリメイク】持ち手、ショルダーベルトのリメイク4例
みなさま、こんにちは(@⌒ー⌒@)
本日は、バッグのリメイク例です。
バッグの持ち手やショルダーベルトのリメイクを4例まとめて
ご紹介します。
リメイクの中でも、
バッグの持ち手に関するリメイクのご依頼は多くあります。
持ち運ぶ際の使い勝手に直結しますので、
様々なご要望が出てきますよね(*^-^*)
今日は、そのバッグの持ち手、ベルトにフォーカスしたリメイク例を
4例ご紹介します。
<目次>
<ご依頼内容>
ショルダーベルトの長さが長いので、長さ調整ができるようにしたいとのご依頼です。
ベルト長さの調整の方法として、簡易的に折りたたんで革のバンドなどで留める方法もありますが、よりスマートに調整ができるよう、バックルを取り付ける方法をご提案し、こちらの方法で進めることになりました。
<before→after>
before
↓↓after↓↓
違和感なくバックルが取り付けられました。
ベルトの長さ調整ができるようにリメイク完了です。
施工は、ショルダーベルトを切断し、バックルを取り付けるための縫製、長さ調整を考慮した穴開けを行い、切断面は、コバ処理を施しました。
詳細はこちらのブログをご覧ください。
<ご依頼内容>
リュックとしても使える2wayバッグなのですが、
リュックとして背負ったときに、持ち手が頭にあたり邪魔になるので、
何か対策できないか、というご相談をいただきました。
持ち手を柔軟に折りたたむことができるよう、角カンを取り付ける方法をご提案し、
その方法で施工することになりました。
<before→after>
before
リメイク前の持ち手は、折り畳むことができない形状です。
↓↓after↓↓
角カンを使うことで、持ち手が柔軟に折り曲がります。
リュックとしてお使いの際にも、持ち手が邪魔にならないようリメイク完了です。
ちなみに、リメイクに使った角カンという金具はこちら↓
いろんなところで使われていますよね(*^-^*)
詳細はこちらのブログをご覧ください。
<ご依頼内容>
ショルダーベルトの長さを、バッグ持ち手のカーブの始まりのあたりから測って、85cm程度にしたいとのご依頼です。
<before→after>
before
ご要望の長さにするためには、30cm程度長くする必要があります。
↓↓after↓↓
バッグのデザインに自然になじむように、
ショルダーベルトの長さを変更し、リメイク完了です。
施工内容について
リメイク前のベルトは、牛革のショルダーベルトを、パイソンレザーで包んだ構造になっていました。
↓ベルトを包んでいたパイソンレザーを解いたところです。
このパイソンレザーの縫製を解いて2枚の革に分解し、縦につないで長さを延長し、ベルトの外側の革として活用することにしました。
↓パイソンレザーの縫製を解いて縦につなぐとこうなります。
これで、ちょうど30cm程度長くなりますので、ベルトの外側にこの革を活用して、デザインになじませるようにします。
ベルトの内側は牛革を新たに切り出して、パイソンレザーと縫い合わせます。
↓30cm長くしたベルトが完成です。
このように、オリジナルの素材を活用したリメイクも可能です。
詳細はこちらのブログをご覧ください。
→「【鞄リメイク】バッグショルダーベルトの長さを変えるリメイク」
<ご依頼内容>
クラッチバッグをショルダーバッグとして使用したいので、チェーンを取り付けられるようにリメイクしたいというご依頼です。
チェーンはお客様でご用意されるとのことですので、そのチェーンが取り付けられるようにリメイクします。
<before→after>
before
お客様が、お好みのチェーンをひっかけられるように、両サイドに、Dカンを取り付けることにしました。
Dカンというのは、こちら↓
読んで字のごとくDの形の部品です。
↓↓after↓↓
クラッチバッグの両サイドに、ショルダーチェーンを取り付けられるようにDカンを取り付けて、リメイク完了です。
Dカンを取り付けている革の色は、お品物の革の部分の色に合わせて染めていますので、デザインになじんで、違和感なく仕上がりました。
施工内容について
Dカンをどの位置に取り付けるかが、デザインや使い勝手に影響します。
クラッチバッグの前面や背面に取り付けると、デザインへの影響が大きいですので、両サイドに取り付ける方向で検討します。
その際、ファスナー開閉の邪魔にならないこと、肩掛けした際のバランス、を考慮する必要があります。
結果、下記↓の四角で囲った位置に取り付けることにしました。
Dカンの取り付けは、革に通して縫製し、リメイク完了です。
このように、愛着のある製品を新しい使い方にアップデートさせるのもよいですね(*^-^*)
詳細はこちらのブログをご覧ください。
~~~
4つのバッグ持ち手、ベルトに関するリメイク例をご紹介しました。
お気に入りのアイテムを、新しいカタチアップデートしたり、使い勝手を良くするなど、リメイクして使い続けるのも良いですよね。
革製品の革を使ったアレンジのご相談なども受け付けております。
お気軽にお問合せください(*^-^*)
ご相談、お見積りは無料です。
宅配便で全国から受付可能です!
リメイクということで、「革修理料金」から、バッグ・財布・小物縫製補修価格表をご参考までに、抜粋してご紹介します。
<バッグ・財布・小物縫製補修価格表>
財布 | ||
---|---|---|
ファスナー交換 | 長財布 | 13,200円〜 |
コンパクト | 11,550円〜 | |
小銭入れ | 10,000円〜 | |
引手作成 | 4,500円 | |
スライダー交換(シルバーorゴールド) | 4,500円 | |
ホック交換 | 3,000円〜/1個 | |
6,000円〜/2個 | ||
バッグ | ||
内袋交換 ※1 | 17,000円〜 | |
内張交換 ※1 | 36,000円〜 | |
根革(付け根)交換 | 8,000円〜(1箇所) | |
持ち手作製 | 平持ち手 8,000円〜/1本 | |
丸持ち手 10,000円〜/1本 | ||
ショルダーベルト作製 | 17,000円〜 | |
パイピング交換 | 13,000円〜/1本 | |
ファスナー交換 | 15,000円〜 | |
・ファスナーの布地の色がブラック、ブラウン以外の場合はプラス3,300円(税込み) ・分解、再縫製をするため、元の縫製ラインからズレることがあります。 ・スライダーはYKKの物になります。海外製はプラス料金がかかります。(ririなど、プラス3,300円(税込み)) ※1 使用する生地はキャンバスかシャンタンかナイロンになります。合皮、本革の場合は要相談。 |
||
ジャケット | ||
破れ修理 ※2 | 6,000円〜/1箇所 | |
ファスナー交換 | 23,000円〜/1箇所 | |
袖丈詰め ※3 | 23,000円〜/2本 | |
ワッペン取り付け | 都度見積もり | |
ベルト(腰に巻くベルト) | ||
サイズ変更 | 5,500円〜 | |
穴あけ | 600円/1個 ※5個以上 一律1,000円 | |
ベルト新規作製 | 17,000円〜 | |
バックル交換 | 都度見積もり | |
※2 裏から当て革をする方法、上から当て革をする方法になります。 ●裏から当て革をする方法:破れ部分の中から薄い革を入れ接着固定をする為、破れ跡は必ず残ります。 ●上から当て革をする方法:都度見積もり |
||
スマホケース | ||
カメラ穴拡張 | 15,000円〜 | |
ケースのサイズアップ | 都度見積もり | |
その他 | ||
・財布 表面の革張り替え ・財布 内側の張替え ・各種 リメイク ・各種 オーダー ・工具入れなど特殊な物 ・金具の新規取付 ・キーケースの金具交換 ・ジャケット裏地交換 ・革パンツ裾上げ など |
リメイクは、一つ一つ全て違う施工になりますので、
ご要望の内容から、丁寧にお見積りを致します。
まずはご相談ください。
価格表はあくまでもベース価格です。
こんな場合はどおなるの?といった疑問は、
お気軽にお問い合わせください。
お品物の状態や施工内容に合わせて、
柔軟にお見積りをお出しします。
お客様のご予算もお伺いし、
一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、
まずは、ご相談ください(*^-^*)
ご相談、お見積りは無料です。
宅配便で全国から受付可能です!
余談ですが、今日9月7日は、絶滅危惧種の日です。
日頃から革製品のリペアを通じて、様々な動物の革製品に触れていますので、
生き物からもらったモノを大切にしたいなと、常々考えます。
手にした製品を末永く、気持ちよくお使いいただくために、
補修、リメイクのサービスを多くの方々に届けていきたいと、
あらためて絶滅危惧種の日の今日、思いました(*^-^*)
革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、靴、小物、ソファや革衣類など、
革製品の修理・ケア・リメイクなどに幅広く対応いたします(^^)/
トラブルやお手入れなどでお困りの際は、ぜひご相談ください。
ご相談・お見積りは無料です!
宅配便で全国から受付可能です。
お悩み・ご相談は、LINE・メール・お電話などで承ります◎
お品物の写真をLINEやメールなどで送っていただくと、
修理方法、概算のお見積りをいたします。
お品物が大きい場合や、数が多い場合などは、出張見積りにも対応いたします。
出張エリアは、静岡県東部(熱海、伊東、三島、伊豆、伊豆の国、函南、沼津、清水、長泉、裾野、御殿場、小山、富士、富士宮)および伊豆半島。さらに箱根、小田原、茅ケ崎、湘南、藤沢、、、
上記以外にも、神奈川県、東京都などの関東圏、その他の場合も、ご相談ください。
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革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
財布・小物
革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。
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男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。
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革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。
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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
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