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革修理ブログ
2023/12/21
革のショートブーツの黄ばみ補修と染め直し
こんにちは!
革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/
さて、本日の施工例は、
革のショートブーツの黄ばみ補修と染め直しです。
さっそく、施工before/afterをご覧ください。
【before】
赤っぽいブラウン系のジョッパーブーツです。
広範囲に黄ばみが発生しています。
踵部分は擦れることによって色が薄くなっています。
細かい傷やシミもありますね。
染め直しで、きれいにしていきます!
では、施工後をご覧ください。
【after】
いかがでしょう!
赤系のブラウンの良い革の雰囲気を残しながらも、
黄ばみや傷などのダメージが補修され、
美しいショートブーツに蘇りました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
これで、気持ちよく履くことができますね!!(*^-^*)
急に寒くなってきました。革のブーツが活躍する季節です!
まだ、しまったままの方は、一度出してお手入れしませんか?
昨日のブログで革靴のお手入れ方法を紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
→こちらの記事です「プラダの革靴のキズ補修」
ご自身でのケアが難しい場合は、革研究所にご相談ください(*^-^*)
革製品のお手入れ・補修は、早めがおすすめです。ダメージが広がる前に補修することで、その後も永くお使いいただけますよ。
もちろんダメージが大きい場合でも、しっかり修理いたしますので、革製品のお悩みは、お気軽にご相談ください。(p≧w≦q)
革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、靴、小物、ソファや革衣類など、
革製品の修理に幅広く対応いたします(^^)/
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ちょこっとお茶の時間です(^^)
本日は、施工例でご紹介したジョッパーブーツについてお話したいと思います。
ファッションでいうところのジョッパーブーツとは、足首・くるぶし・かかとに交叉上に巻きつけたストラップを外くるぶしにあるバックルで固定させるショート丈のブーツのことを指します。
「ジョッパー」とは何かというと、インド北西部にある都市の名前です。
植民地支配時代に駐留していたイギリスの陸軍が、現地の人々が着ていたズボンからヒントを得て開発した乗馬用の長ズボンが「ジョッパーズ」と呼ばれるようになったという説が有力みたいです。
上腿部が太くて、下腿部が細い形のズボンですね~。
この下に履くブーツがジョッパーブーツということなんですね!
ジョッパーブーツについている革のストラップは、激しい乗馬運動でも切れないよう太めに作られ、足首をしっかりとホールドする役割を担っています。
この足首のストラップのデザインが、素敵ですよね。
革のストラップをバックルできちんと留めることで、履き口は狭く閉じられ、脱げにくく、小石・埃・泥が入らないようになっています。ヒールの部分が高くなっているのも、汚れの侵入を防ぐためなんですね。
ジョッパーブーツが誕生した19世紀末ごろと言えば、都市部でも道の舗装が十分ではなかったため、ブーツはファッション性よりも機能性が重視されました。
革が足首を柔らかく包み込みながらもきちんと守り、適度な高さがあることで、このような道でも汚れを防ぐことができたんですね。
現在では、ファッションアイテムの一つになっていますよね!
個人的にも、ショートブーツはいろいろなスタイルに合わせられるので大好きなアイテムです。
ロングスカートに合わせても、デニムのパンツに合わせても、
足元がピリッと決まる気がします(*^-^*)
今年の冬も、革のブーツでおしゃれしましょ~。
本日のお話はここまでといたしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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