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2024/09/26

【バッグ修理】バッグのスレ傷、色褪せの補修5選

みなさま、こんにちは(@⌒ー⌒@)

 

本日は、バッグ修理例です。

バッグのスレ傷補修&同色での染め直し補修5例

をご紹介します。

 

<目次>

1.シャネルカンボンライントートバッグの染め直し補修

2.E.YAZAWAのトートバッグ持ち手交換、スレ傷補修、染め直し

3.フェラガモのバッグのスレ傷補修と染め直し

4.ピナイダーのバッグのスレ傷補修と染め直し

5.GANZOセカンドバッグのスレ傷補修と染め直し

修理料金について

お問い合わせ先

 


 

1.シャネルカンボンライントートバッグの染め直し補修

<ご依頼内容>

お品物はこちら↓のバッグです。

黒ずみやスレが出ているので、染め直したいとのご依頼です。

 

<before→after>

before

↓マトラッセ特有のぷくぷくデザインの凸部分の白が全体的に黒ずんでいます。

↓上部の開口部のコーナーや底などにスレ傷があります。

ご依頼品は、白をベースに、ココマーク、底、持ち手などが黒の

ツートン構成ですので、しっかり塗り分けをしていきます。

 

↓↓after↓↓

擦れ傷が補修され表面が滑らかになり、

染め直しによって、美しい白×黒が復活しました。

革の艶もアップしています。

 

<施工内容>

白と黒の面をしっかり塗り分けます。

白の部分を染め直す際には、黒い部分を丁寧にマスキングします。

↓この状態で白の染め直しを行います。

黒ずみを隠蔽するため、白の重ね塗りを行いますが、

厚塗りすると、革の表面のシボやシワが埋まってしまったり、

ステッチの糸目が見えにくくなるなど、仕上がりに影響が出てしまいます。

きれいな白を復元するために、適度な重ね塗りを見極めて染め直します。

最後に透明の防汚コートで仕上げました。

 

この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。

「シャネル、カンボンライントートバッグの染め直し」

 

2.E.YAZAWAのトートバッグ持ち手交換、スレ傷補修、染め直し

<ご依頼内容>

お品物はこちら↓のバッグです。

持ち手の交換、全体的なスレ補修と染め直しのご依頼です。
使い込まれて痛みも出ていますが、リペアすればまだまだ使えるお品物です。

 

<before→after>

before

↓内側はE.YAZAWAのロゴが入ったナイロン生地で、汚れもなくきれいです。

ただし、バッグ開口部端面の革は擦れて白くなってしまっています。

↓持ち手の革は、表面が擦れて、縫製も切れてしまっています。

↓全体的にスレ傷があります。

 

↓↓after↓↓

スレ傷、持ち手が補修され、染め直しによって革の質感、艶が蘇り、

矢沢永吉さんブランドの美しい黒のトートバッグが復活しました。

 

<施工内容>

持ち手は、同じデザインで似た質感の革を使い、新規製作しました。

全体的なスレ傷は、傷んでいる部分を専用補修液で形成し、

その後に染め直しを施します。

柔らかく粗いシボ目の革ですので、風合いを損なうことがないよう、

必要最低限の補修と染め付けで施工しました。

 

この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。

「【E.YAZAWAの革バッグ修理】持ち手、スレ傷補修と染め直し」

 

3.フェラガモのバッグのスレ傷補修と染め直し

<ご依頼内容>

お品物はこちらのバッグ↓です。

スレによる色落ちの修復のご依頼です。

以前に染め直しをしたことがあるとのことでした。

 

<before→after>

before

↓表面が擦れてガサガサした箇所や、

表面が剥がれて下の色が見えている箇所もあります。

 

↓持ち手の部分も、このように色が剥げている状態です。

外側全体の染め直しを行うことになりました。

 

↓↓after↓↓

スレて色が落ちていた部分もきれいに染め直されています。

革の質感も滑らかな状態に復活しました°。

 

<施工内容>

お品物を確認したところ、部分的に塗装剥がれが起きています。

確認したところ、部分的に塗装の密着が悪い部分があるようです。

再度塗装が剥がれる可能性もありますが、

長持ちするように下処理をしっかり行い、染め直しを行いました。

一般的な染め直しは、水性顔料の一度塗りのようですが、

当店では、水性顔料を下塗りした後、油性顔料、色止め、艶出しの施工を行います。

このため仕上がりの発色が良く、

きれいな状態を長持ちさせることができます。

 

この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。

「【革の鞄修理】フェラガモのバッグ、スレ補修と染め直し」

 

4.ピナイダーのバッグのスレ傷補修と染め直し

<ご依頼内容>

お品物はこちらのバッグ↓です。

よく使い込まれて、活躍した感じが伝わってきます。

ご依頼内容は、スレ傷、色褪せの補修です。

 

<before→after>

before

↓開け閉めでストレスのかかる蓋の革は、ひび割れています。

↓背面も含めて、全体的にスレ傷があります。

↓バッグのコーナー部分は革の表面が擦れてしまっています。

 

↓↓after↓↓

 

 

 

スレ傷、ひび割れがきれいに補修され、落ち着いたブルーグレーが復活しました。

しっとりとした革の艶も蘇りました。

ステッチの色も革と同色に染めておりますので、よりシックな印象になりました。

 

<施工内容>

お品物は、スレ傷、色褪せに加え、表面の革がひび割れている箇所やコバが傷んでいる部分がありました。

革表面の補修処理をしっかり行い、その後、水性顔料、油性顔料で染め付け、最後にコバ処理を施します。

お客様から、暗めのシックなお色に仕上げたいというご要望をいただいておりましたので、

染め直しの艶は、8分艶で仕上げました。

 

同じ色でも、明るさや艶の違いで、仕上がりの印象は変わります。

染め付け施工の際に、色の明るさや艶をコントロールすることができますので、ご相談ください。

 

この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。

「【革鞄修理】ビジネスバッグのスレ傷、色褪せ補修」

 

5.GANZOセカンドバッグのスレ傷補修と染め直し

<ご依頼内容>

お品物はこちらのセカンドバッグです↓

補修前のGANZOセカンドバッグ

コーナーのスレ傷と染め直しのご依頼です。

 

<before→after>

before

↓コーナー部分がスレて、色が剥げています。

補修前のGANZOバッグスレ傷

↓持ち手など、全体的にコバ(革の端面)がスレて、毛羽立った状態です。

↓表面には、小さな傷が所々に付いています。

スレ傷を補修し、全体染め直しを施します。

 

↓↓after↓↓

補修後のGANZOセカンドバッグ

スレ傷が補修され、滑らかな革の状態が復活しました。

染め直しによって、美しい濃紺と艶が復活しています。

 

<施工内容>

塗料の付着力を向上させるために、表面を軽く研磨し、脱脂します。

その上で、スレ傷に補修剤を塗り、表面の状態を整え染め直します。

艶は全艶で、撥水コートも施しました。

 

今回の染め直しでは、革の風合いが感じられるように、

補修剤も塗料も最低限の量で施工しました。

見る角度でうっすらと、凹凸やシワが見えるのも、

革ならではの良さとして捉えた施工です。

 

仕上がりの色や艶などの加減は、お客様のご要望を伺い、

最適な施工内容をご提案しますので、ご相談ください(*^-^*)

 

この補修例の詳細はこちらのブログをご覧ください。

「【バッグ修理】GANZOセカンドバッグのスレ傷補修と染め直し」

 

~~~

バッグのスレ傷補修と同色での染め直しの例をご覧いただきました。

お気に入りのバッグは、使う頻度も高くなりますよね。

ふとした時に、スレ傷などのダメージや、色褪せなどに気づくと、

急にくたびれて見えてきたりするものです。

活躍しているバッグだからこそ発生するダメージは、

早めに補修して気持ちよく使いたましょう(*^-^*)

 

ご相談、お見積りは無料です。

宅配便で全国から受付可能です!

→「お問い合わせ先」

 

修理料金について

バッグや小物に関する補修のベース価格をご紹介します。

<補修のベース価格>

バッグ・小物関係
(持ち手込み※40cm未満2本まで)
Sサイズ(タテ+ヨコ 35cm未満) 14,370円
Mサイズ(タテ+ヨコ 60cm未満) 17,570円
Lサイズ(タテ+ヨコ 90cm未満) 20,760円
LLサイズ(タテ+ヨコ 91cm以上) 25,560円〜
財布等の小物 9,590円
持ち手(ハンドル)
※1本当たりの料金
3,190円
部分補修(タテ+ヨコ=16cm未満)
※1箇所当たりの料金
3,190円
内袋交換(内張り交換は28,600円~) 16,340円〜

補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。

詳細は「革修理料金」をご確認ください。

 

実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって

施工内容が一つ一つ異なります。

価格表をベースにしながら、

お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して

施工内容と価格のご提案をいたしますので、

安心してご相談ください(*^-^*)

 

価格表はあくまでもベース価格です。

こんな場合はどおなるの?といった疑問は、

お気軽にお問い合わせください。

お品物の状態や施工内容に合わせて、

柔軟にお見積りをお出しします。

お客様のご予算もお伺いし、

一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、

まずは、ご相談ください(*^-^*)

ご相談、お見積りは無料です。

宅配便で全国から受付可能です!

→「お問い合わせ先」

 


革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、靴、小物、ソファや革衣類など、

革製品の修理・ケア・リメイクなどに幅広く対応いたします(^^)/ 

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ご相談・お見積りは無料です!

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お悩み・ご相談は、LINE・メール・お電話などで承ります◎

お品物の写真をLINEやメールなどで送っていただくと、

修理方法、概算のお見積りをいたします。

 

お品物が大きい場合や、数が多い場合などは、出張見積りにも対応いたします。

出張エリアは、静岡県東部(熱海、伊東、三島、伊豆、伊豆の国、函南、沼津、清水、長泉、裾野、御殿場、小山、富士、富士宮)および伊豆半島。さらに箱根、小田原、茅ケ崎、湘南、藤沢、、、

上記以外にも、神奈川県、東京都などの関東圏、その他の場合も、ご相談ください。

 

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