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革修理ブログ
2023/10/22
エルメスのバッグ エブリンの補修と染め直し
こんにちは!
革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です\(^^)/
今朝は冷え込みましたね~ぷるぷる((>_<))
丹前を出してしまいました。
さて、本日は、
エルメスのバッグ エヴリンの補修と染め直し
の施工例をご紹介します。
さっそく、修理施工のbefore/afterをご覧ください!
まずは、施工前の状態です。
【before】
バッグ全体に、スレ傷が多数あり、角は擦れて白っぽくなっています。
底のコーナー部分は、革が切れてしまっていますね。
でも、ご安心ください。
革研究所の、補修と染め直し(リカラー)で修復可能です!!
施工後の画像をご覧ください!
【after】
いかがでしょう。
スレ傷がなくなり、底のコーナーの破れもきれいに修復されています\(^^)/
染め直しの色味は、温かみを感じるオレンジと赤の間の色合いに調色しています。
エルメスのキュイーヴルのような色見の仕上がりです!
キュイーヴルとはフランス語で銅を表わしているんですね。
今回はステッチも革と同色に染め直していますので、
新たな気分でお使いいただけると思います °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
詳しい施工内容をご紹介します!
1.使い込んで革のスレ傷が多いお鞄ですが、革そのものの風合いは大事に施工していきます。
2.スレ傷の補修は、表面の凸凹をサンディングして平滑にします。
3.革研究所の専用補修液でマイクロレベルの凸凹を埋めていきます。
4.オリジナルの色合いに調色し、革そのものの風合いは残しつつ、スリ傷を隠れるよう、スプレーガンで薄く顔料を吹いていきます。
5.雨染み、手指の油汚れが目立つ革なので、防汚、撥水コートをしました。
革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、靴、小物、ソファや革衣類など、革製品の修理に幅広く対応いたしますので、お気軽にご相談ください\(^^)/
営業トークの前に、恒例の?・・・
ちょこっと雑談タイムです(^^)
エルメスのバッグ エヴリンについてです!
エヴリンは1978年に登場しました。45年もの間愛され続けているんですね~。
「エブリン」という名前は、デザイナーの「エブリン・ベルトラン」からとったもの。
エブリン・ベルトランは、エルメスが高級馬具工房だった時からのデザインディレクター。馬具部門のディレクターとして活躍したエブリンは、馬を愛する人のためにこのショルダーバッグを作ったんですね。
もともとは馬のブラシなどの道具を運ぶために作られました。縦に少し細長く、角が丸い形は、馬の蹄を保護する「蹄鉄(ていてつ)」をイメージしたものだそうですよ。
バッグのフォルムやマチの厚みは体にフィットしやすいようにデザインされています。
エブリンのデザインで特徴となっている「H」 を丸で囲ったパンチング加工は、ただのマークのように見えますが、実はバッグ内部に湿気がこもらないよう通気口の役割を果たしているんですね~。
よく考えられたデザインです。素敵です(≧▽≦)
さらに、、「エブリン」という言葉には、フランス語で「生き生きとした」「気持ちの良い」という意味もあります。
まさに、エルメスのバッグ「エヴリン」のシンプルで丈夫、かつ考え抜かれた使いやすさにピッタリですよね(^^)
このエヴリンが誕生した1978年をもう少し掘り下げてみたいと思います。
この年、ジャン・ルイ・デュマ・エルメスが40歳で、エルメスの5代目社長に就任しています。
ジャン・ルイ・デュマは「古くさい」イメージを取り払い、高級感、ブランドの原点を保ちつつ若者への訴求力を高めるというブランドの再生に取り組みました。
まずは広告の刷新です。ベネトンなどの広告を手掛けた広告会社社長のフランソワーズ・アロンを起用。彼女が採用したのは「伝統を足蹴にする戦略」だそう。わぉですヽ(^o^)丿
ジーンズのブルゾンをはおった若い女性が無造作にエルメスのスカーフを首に巻いている絵柄が第一作となり、その後も人々を驚かせたのだそう\(◎o◎)/!
ちなみに、、、当時の日本でのエルメスはというと、スカーフの高級ブランドというイメージしかなかったんですね。革製品の認知度はものすごく低く、若者への訴求力はほぼなかったのだそうですよ。
そん中、アロンさんの斬新な広告戦略によって若者の注目度も高まっていきました。
そして、設立間もないエルメスの日本法人エルメス・ジャポンがスカーフの結び方の講習会などを行ったことが、絶大な効果を発揮し、世界各国で開催されるようになったのだそう。
なんと87年~89年にかけて国によってはスカーフの売り上げが7~10倍にも急伸するほどだったようです!スカーフ人気は日本が火付け役といっても過言ではないと言われているようです。
へーへーへーーですよね(*^-^*)
5代目社長ジャン・ルイ・デュマ・エルメスさんは、「伝統あるブランドでも革新がなければ付加価値がない」と語っていました。
こんな時代に「エヴリン」は誕生したんですね!
エルメスの製品を通して、ブランドの歴史に思いを馳せるのも面白いですね!(^^)
エルメスのバッグ エヴリンの補修と染め直し、いかがだったでしょうか。
みなさまがお持ちの革製品も、革研究所の修理でアップデートしませんか?
ここで・・・店長からみなさまへ!!
革研究所三島伊豆店の店長の林田です。
施工にあたっては、みなさんのお悩みやご要望を真摯にお聞きして、丁寧にコミュニケーションしながら進めます。
施工内容についても詳しく説明し、ご納得いただいてから施工を開始しますので、ご安心ください。
施工後のお手入れの方法なども、納品の際に説明させていただきますので、
わからないことがあれば、お気軽にお尋ねください(^^)/
状態によって、クオリティ、納期、料金に違いがあります。
ダメージが少ない段階のほうが、ご負担も少なくなりますので、まだ早いかな?と思っても、ご相談いただけると嬉しいです。
革製品のトラブルでお困りの際は、ぜひご相談ください。
「こんな対応できますか?」
「これはどうしたらいいの?」などなど、
お悩み・ご相談は、LINE・メール・お電話などで承ります◎
お電話の場合、お話だけではダメージの状態がわからないので、気になる箇所のお写真をLINEやメールなどで送っていただけると、大変ありがたいです(^人^)
「実際にものを見せながら相談したい」などのご要望がありましたら、訪問見積りなども対応させていただきますので、ご相談ください。
ご相談、お見積りは、
もちろん無料です♪(^^)♪
とにかく、どんなご要望もあきらめずに
一度ご相談いただけると嬉しいです!
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