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2024/06/18

【バッグ修理】エルメスのバッグ バーキンのカラーチェンジ

みなさま、こんにちは!

スタッフ”よー”です(@⌒ー⌒@)

 

本日は、バッグ修理例です。

エルメスのバッグ、バーキンのカラーチェンジ

をご紹介します。

キャメルカラーから、紺色へのカラーチェンジです。

 

施工前の状態をご覧ください。

【before】施工前の状態

カラーチェンジ前のエルメスのバーキン

エルメスのバーキンのスレ傷

エルメスのバーキンのコーナースレ傷

キャメルカラーのバーキンです。

広範囲にスレ傷があり、黒ずみも見られます。

特に、コーナー部分や開口部分などは、表面が擦れて白くなっています。

 

【after】カラーチェンジ施工後をご覧ください。

カラーチェンジ後のエルメスのバーキン

補修後のエルメスのバーキン

補修後のエルメスのバーキンのコーナー部分

スレ傷が補修され、カラーチェンジによって

艶のある紺色のバーキンに復活しました。

このカラーチェンジでは、白のステッチを残す仕上げになっています。

ステッチの色はお客様のご要望により、本体の色と同色に染めることもできますので、仕上がりについては、施工前にご相談ください。

 

修理料金について

バッグやお財布などの、小物関係の修理のベース価格をご紹介します。

ベース価格
バッグ・小物関係
(持ち手込み※40cm未満2本まで)
Sサイズ(タテ+ヨコ 35cm未満) 14,370円
Mサイズ(タテ+ヨコ 60cm未満) 17,570円
Lサイズ(タテ+ヨコ 90cm未満) 20,760円
LLサイズ(タテ+ヨコ 91cm以上) 25,560円〜
財布等の小物 9,590円
持ち手(ハンドル)
※1本当たりの料金
3,190円
部分補修(タテ+ヨコ=16cm未満)
※1箇所当たりの料金
3,190円
内袋交換(内張り交換は28,600円~) 16,340円〜

ベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。

その他にも、様々な条件でお見積りをお出しするようになっています。

(詳細は「革修理料金」をご確認ください)

例えば、カラーチェンジの場合は、ベース価格の50%増なのですが、

元の色とチェンジ後の色によっても難易度が異なりますので、

全てが50%増しではなく、お安くなることも多々あります。

 

実際は、お品物の状態は様々です。

お客様のご予算もお伺いしながら、

一点一点施工内容と価格のご提案をしておりますので、

まずは、ご相談ください(*^-^*)

全国からのご依頼に対応いたします。

→「お問い合わせ先」

 

ティータイム

雑談タイムです(*^-^*)

以前のブログでも書いたことがあるのですが、

本日ご紹介したエルメスのバッグ「バーキン」について、

その物語などを、お話したいと思います。

 

バーキンのアイデアは1984年、パリからロンドンへ向かう飛行機の中で生まれます。

パリを拠点に活躍したイギリス人女優のジェーン・バーキンが、彼女のトレードマークである籐のバスケットバッグを頭上のコンパートメントに詰め込んだ時、中身が座席や通路にこぼれ落ちてしまいました。

この時、バーキンの隣にはエルメスのジャン=ルイ・デュマが座っていました。

バーキンは、母親になったばかり。そんな彼女のニーズを満たしてくれるデザイナーズバッグがない、という不満を持っていたんです。

これをきっかけに、2人は理想のバッグのデザインについて語り合い、ジャン=ルイ・デュマがエチケット袋の裏にバッグのスケッチを描きます。

これが後のエルメスのバッグ、バーキンになるのです。

ドラマチックなお話ですよね!

 

2人が出会ってくれてよかったーーーー、と思った方もたくさんいらっしゃるかと思います(^^)

 

それにしても、デュマさんのクリエイティブな才能と、行動力はすごいです。

1年後にデュマがバーキンに、彼女の名を冠した35cmのオリジナル・バーキンを贈ります。

哺乳瓶を入れるために十分なスペースや、ジッパー付きポケット。

長い持ち手は、シーンに合わせて自由に持つことができます。

フラップは、中身がこぼれないようにロックすることができ、底面のスタッズにより床に置いた時にはバッグを直立させることができます。

実用的な上に、贅沢なレザーとサドルステッチで仕上げられたバーキンバッグは、ファッション性にも優れているんですね。

 

バーキンの登場は、エルメスの伝統的で古典的な製品ラインナップから、現代女性のニーズに合わせたラインナップへとシフトしていくことになります。

バーキンバッグとケリーバッグを比較しても、その違いがみえますよね。

 

バーキン誕生のきっかけとなったジェーン・バーキンのトレードマークのカゴバッグは、1974年に開催されたカンヌ国際映画祭に参加したときも持っていました。

この後、運命的なデュマさんとの出会いがあったんですね。

素敵なお話です(*^-^*)

 

本日のティータイムは

ここまでといたしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 


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修理方法、概算のお見積りをいたします。

 

お品物が大きい場合や、数が多い場合などは、出張見積りにも対応いたします。

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