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革修理ブログ
2024/03/07
【革靴のお手入れ】わかりやすくご紹介!
こんにちは!
革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/
さて、本日は、
革靴のお手入れについて、わかりやすくご紹介!
ということで、
僭越ながら、私が、実際に革靴のお手入れをしながら、解説いたします。
何を隠そう私は、革研究所スタッフではありますが、施工は店長が行いますので、
みなさまと同じように慣れてはおりません(*^-^*)
きっとその方が、皆さんがご自宅でお手入れする際の参考になるに違いない、
と思い立ちまして、やってみることにしました!
<目次>
これからお手入れする革靴はこちらです。
この靴は、私物でございます(*^-^*)
お手入れの紹介をしたいと思ったので、
ちょっと放置して、表面が汚れた状態にしておいたものです。
皆さんは、もちろんそんなことしないでくださいね(^^;
まずは、この革靴の歴史をお話します。
夏用の革靴で、ものすごく気に入って購入したものです。
大好きなので、ついつい毎日履き続けたり、
ゲリラ豪雨にあっても濡れたまま放置したり、と、
過酷な使い方をしていました。
季節は廻り、さ~夏だーと思って出してみたら、
カビに覆われているじゃあないですかΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン という過去がある革靴です。
その時は、拭いてもカビをなすりつけてしまうだけだな、と思い、
水でじゃぶじゃぶ洗って、乾燥させました!!
カチコチにはなりましたが、ちゃんと生きてます(≧▽≦)
まだまだ履けるんです。
前置きはこのくらいにして、
この夏、気持ちよく履けるように、ケアしましょう~!
お手入れに使う道具をご紹介しましょう。
靴のケアの道具ですが、いろんなものが売っています。
馬毛ブラシ、クリーナー、クリーム、豚毛ブラシがセットになっているものを
一つ持っていると便利です。
お値段は3000円くらいのセットもありますので、
ご自分がお持ちの革靴にあったものを選んでいただければよいと思います。
ちなみに私は、セットの入れ物のデザインが気に入ったものを選びました(^-^)
3000円台でしたよ。
お手入れの時間が楽しくなるようにしたいですものね。
お手入れは5つのステップで行うのですが、それぞれに道具があります。
①馬毛のブラシ:ホコリを落とす
②クリーナー:汚れを落とす
③クリーム:革に栄養を与える
④豚毛のブラシ:クリームを浸透させる
⑤乾拭き:仕上げる
③のクリームは、靴の色に合わせて選ぶか、無色のものを使います。
ケアセットには、黒と無色が入っているものが多いようです。
④の豚毛のブラシは、クリームを浸透させるために使いますので、
色付きのクリームを使う場合は、ブラシを分けた方がよいですね。
ちなみに、私の購入したケアセットは、黒と無色のクリームと、
豚毛のブラシが2本入っていたので、
使い分けることができるようになっていました。
では、お手入れ前の革靴を見てみましょう。
この靴は、内側も外側もすべて革です。
かかと部分にファスナーがあり、この周辺も汚れています。
デザイン上、革のつなぎ目などのくぼみには、汚れがたまりやすく、
カビのもとになりそうです。
表面に汚れやカビがあり、白っぽくなっています。
お手入れしていきましょう!
お手入れは5つのステップで行います。
【ステップ1】
柔らかい馬毛のブラシで、表面のホコリや汚れを落としていきます。
全体的にブラッシングします。
↓ファスナーや金具などの飾りがある箇所も丁寧にブラッシングします。
↓くぼみも丁寧に。
このステップだけでも、汚れが落ちてきれいになりますよ。
この時点での写真撮り忘れました( ;∀;)
日頃は、帰ってきたらちょっとブラッシングする癖がつくといいですねー。
なかなかできませんがね。。
【ステップ2】
クリーナーで汚れを落とします。
柔らかい布にクリーナーを少し出します。
革にいきなり塗ってしまってシミになったりしないように、
目立たないところに塗ってみたりしてくださいね。
ちょっと出すぎたかな。少しずつやりましょう。
指でくるくる円を描くような感じで塗り込みます。
汚れや、古いクリーム分などが落ちますよ~
隙間も丁寧に。
この靴の場合、内側の汚れも拭いちゃいます。
ここまでの状態がこちら↓
おぉぉ、汚れが落ちたので、これだけでもだいぶんきれいになりましたね\^o^/
クリーナーでしっかり汚れを落としておくと、
次のステップのクリームが浸透しやすくなりますよ!
お化粧下地みたいですね。
そして、今回使用したクリーナーは、汚れを落とすだけではなく、
保革効果や栄養効果もあり、革の劣化やひび割れの予防にもなるものでした。
買った後に知りましたが、嬉しい効果ですね(*^-^*)
【ステップ3】
クリームを塗布して、革に栄養を与えていきます。
今回は黒の革靴ですので、黒のクリームを使いました。
ご自分の靴の色と同じ色か、無色のものを使ってくださいね。
片足にお米3粒くらいのクリームを、薄くまんべんなく全体に塗り伸ばします。
少しの量でも、良く伸びるので、つけすぎないようにしましょう。
片方のクリーム塗布が終わったら、次のステップに進まずに、
もう片方にクリームを塗りましょう。
置いている間にクリームが皮に浸透しますよ!
今回使用したクリームは、起毛革、エナメル、爬虫類には使用できませんとの
注意書きがありました。
ケアする革の種類にあったものを選びましょう。
さらに、、色落ちやシミになる特殊な皮革もあるため、目立たないところでテストするよう
注意書きがありました。
これは、クリーナーと同じですが、後悔しにようにチェックしてから使いましょう。
【ステップ4】
コシの強い豚毛ブラシで、革の表面を素早くブラッシングして、保革栄養成分を浸透させます。
余計なクリームを落とす目的もあります。
↓黒のクリーム用の豚毛のブラシを使います。
違う色が付かないようにしましょうね。
↓シャシャと素早く、ブラッシングです。
↓こういう細かいところも忘れずに、全体をまんべんなくブラッシングします。
どんどん艶が出てくるので、楽しくなってきますよ!
ステップ4までの状態がこちら↓
おぉぉぉ!艶が出てきましたね。
手触りも柔らかい感じになってきました(*^-^*)
【ステップ5】
クロスで乾拭きして仕上げます。
できるだけ、使い古した布ではなく、仕上げ専用のクロスを使って
乾拭きをしましょう。
使い振りした布やストッキングは革を傷つけてしまうかもしれないです。
写真のクロスはセットについていたものです。
光沢が出ますよ~!
お手入れ後の革靴がこちらです!
どうでしょうか~
見違えましたよね!
革の艶、光沢感が美しいです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
夏まで、もう少し時間があるので、たまに日陰干ししたりしながら
大切に保管しておきたいと思います♪
革靴のお手入れをご紹介しました。
今回は、写真なども撮りながら実施しましたので、40分くらいかかりましたが、
普通にやったら、半分以下の時間でできると思いますよ(*^-^*)
興味を持っていただいた方は、チャレンジしてみてくださいね~。
冬のブーツをしまう前のケアや、春物の靴のケアなど、
ちょうど衣替えの時期ですので、よい時期ですね!
とはいえ、自分では直すことのできないダメージがあったり、
日頃のお手入れもやってほしい、などの場合は、革研究所にご相談ください!
スレ傷やひび割れ、色褪せなど、さまざまなダメージを補修することができますよ(*^-^*)
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