革修理｜三島・伊豆の革修理なら革研究所 三島伊豆店

こんにちは！

革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/

バレンタインデーですね～

もっぱら自分へのご褒美の日になっております♡

 

さて、本日は、

カリモク３人掛けソファの、

ひっかき傷の補修と染め直し（前編）

をご紹介いたします。

 

ひっかき傷というのは、猫がひっかいた傷とのことです。

^ↀᴥↀ^ニャント！！

本日は、前編ということで、施工前のソファの状態と、

施工脳方向性をご覧いただきたいと思います。

 

お品物はこちら↓です。

こうやって見ると、どこにひっかき傷が？と思われますよね。

拡大して状態をチェックしていきます。

↓ひじかけです。

↓向かって左側の座面です。

↓中央座面です。

↓向かって右側の座面です。

↓サイドです。

↓背もたれと座面の境界付近です。

どの面にも、無数のひっかき傷があります。

サイドは、ガリガリしちゃった感じがしますね^ↀᴥↀ^～～(^^;

 

ソファのダメージでは、スレ傷やひび割れなどが多いですが、

今回の傷は、細い爪でひっかいているので、擦れてできた傷とは異なり、

細くて深い傷があちらこちらにランダムについている状況です。

 

↓傷の部分をさらに拡大して見てみましょう。

細かいですが、革がめくれていたり、

深い傷のところは、黒い筋のようになっています。

 

お客様と相談した結果、肘掛け、座面、背もたれにかけての、

ひっかき傷の補修と、同色での染め直しを実施することになりました。

 

施工の方向性について

ひっかき傷以外の部分は、大きなダメージはないのですが、

細くて、深くて、無数に、あちこちにあるひっかき傷の補修は、

スレ傷と違い、細かい施工が必要になります。

 

まずは、傷口一つ一つを補修液で埋めて、サンディングし、表面を平滑にしていきます。

傷はすべて状態が異なるので、なかなかの作業量ですが、頑張りますよっ(≧∀≦)ゞ

すべての傷口を補修した後、染め直していきます。

この際、傷口が黒かったり、深かったりとそれぞれ状態が異なるため、

傷口が見えなくなるまで、染め→乾燥を繰り返す必要がありそうです。

 

施工の目途を付けて、さっそく作業に取り掛かります！

結果は、後編でご紹介しますので、お楽しみに！！

途中経過をチラ見せです↓(*^-^*)

まだ途中ですが、左右の座面の違いは明確ですよね( •̀ .̫ •́ )✧

後編をお楽しみに～！

 

ところで、、

ひっかき傷とスレ傷の違いが気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか！

よくあるソファのスレ傷やひび割れは、↓こんな感じです。

本日ご紹介したひっかき傷は、↓こんな感じです。

全然違いますよね。

傷のつき方に応じた施工を行いますので、ご相談くださいね！

 

そんなソファですが、修理費用以上に、輸送料金がかかる場合があります。

ですが、搬入、搬出を考慮し、背もたれなどが取り外せる構造のものも多く、

その場合は、輸送料金を抑えることも可能になりますので、ご相談ください。

今回のソファは、お客様が、お車と運転がお好きということと、費用を抑えたいということで、

ご自身のお車で工房まで運んでいただき、搬出、搬入もお手伝いいただきました。

ご協力をいただき、本当にありがとうございます(≧▽≦)

 

余談ですが・・・

私はわんこ∪･ω･∪と暮らしたことはあるのですが、

にゃんこ^ↀᴥↀ^と暮らしたことがないので、

爪をガリガリしちゃう感じを近くで見たことがないです。

調べてみると猫にとって、爪研ぎは大事なのですね～

獲物の捕獲、マーキング、リラックス、自己アピールなどなど、

たくさんの目的があることを知りました(*^-^*)

ソファでやっちゃったときは、直しますヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

 

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