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革修理ブログ
2023/12/30
革のロングブーツのダメージ補修
こんにちは!
革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/
2023年も、残り2日になりました!
年末年始の予定は決まっていますか?
私は、ゴロゴロしますっ!(≧▽≦)
あ、ブログは更新しますので、見てもらえたら嬉しいです~。
さて、本日の施工例は、
革のロングブーツのダメージ補修です。
お品物はこちら↓の、外側がラムレザー、内側ライナーが合皮のロングブーツです。
ご依頼の内容は、以下の4点のダメージ補修です。
・ソール剥がれの再接着
・インソール交換
・つま先、スネ部分のすりキズ補修
・内側ライナーの加水分解補修
さっそく、施工before/afterをご覧ください。
【before】
つま先、曲がってストレスのかかる足首から脛にかけて、スリ傷があります。
ソールが剝がれ始めています。
内側の合皮が加水分解でボロボロと剥がれています。
きれいに補修していきます!
では、施工後をご覧ください。
【after】
いかがでしょう!
つま先から脛にかけてのスリ気傷が補修され、革の艶がよみがえりました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ソールもしっかりと接着されています。
内側の合皮も、できる限りの範囲で張り替えてきれいになりました。
また、気持ちよく履いていただけたら嬉しいです(*^^*)
補修内容について
修理のご依頼内容をもう一度確認です。
・ソール剥がれの再接着
・インソール交換
・つま先、スネ部分のすりキズ補修
・内側ライナーの加水分解補修
まずはソール剥がれの接着、インソールの交換を行います。
次に、外側の補修です。
スリ傷部分をサンディングと補修液で平滑にし、染め直します。
補修部分はどうしても艶感が変わるため、艶感を落としたコーティングを行い、補修箇所がわかならいようになじませます。
ここまでは、いつもの施工ですが、ここから難関です!
内側は合皮で、この合皮が加水分解でボロボロと剥がれている状態です。
おそらく、ストックキングが真っ黒になっていたのではないでしょうか。
お客様と相談し、合皮を剥がし、新たに合皮を貼り付けすることにしました。
合皮は周囲が縫い付けられていますので、本来であれば、縫製を解いて、再縫製をする方が良いのですが、ご予算との兼ね合いも考慮し、縫製は解かずに剥がすことにしました。
その上で、新しい合皮を接着し、剝がれにくいように周囲にかがり縫いを施しました。
これで完成です!
お気に入りの革製品のお手入れはお済ですか?
ご自身でのケアが難しいときには、革研究所にご相談ください!
大切な革製品と共に、2024年を気持ちよくスタートしましょう~(^O^)/
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ちょこっとお茶の時間です(^^)
本日は、施工例にも登場した合成皮革、加水分解についてお話したいと思います。
まずは、天然皮革と合成皮革の見分け方についてです。
合成皮革も天然皮革に近づけるように研究されてきているため、ある程度の経験がないと、判断するのが難しいのが実情なんです(≧▽≦)
と、あきらめずに、違いを見ていきましょう~。
まず、手触り感です。天然皮革はっや暖かく、膨らみを感じますが、合成皮革は、樹脂またはゴムっぽい冷たさを感じます。これも、結構感覚的ですよね~。
それと、見た目ですが、天然皮革は、生き物の皮ですので、自然のしわや、傷跡、毛穴、血筋といった自然に生きているからこそ現れる、個々に違いのある様々な痕跡があります。合成皮革には、このような痕跡はありません。
というように、、見分けるのがなかなか難しいのです。
ですので、天然皮革の価値を守り、消費者が間違えないようにするためにも、素材の表記をきちんとしましょうという動きがあります。
というか、そうしてもらわないと困ります!!
そして、合成皮革が劣化すると加水分解を起こし、べたつきが発生したり、ボロボロと剥がれ落ちたりしますよね。
合成皮革は、布の表面をポリウレタン樹脂などでコーティングしています。この成分が水と反応して劣化してしまうんですね。
ブランド品でも内張が合成皮革のものもありますので、そこから加水分解による劣化が始まったりすると、悲しいですよね( ;∀;)
これ↓は、私のゴルフバッグの部分拡大ですが、放置していたら完全に加水分解して、白い粉をまき散らしておりました。ちょっと動かすだけで、お部屋が汚れますΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
天然皮革も劣化はしますが、合成皮革のそれとはまた異なりますよね。
一長一短がありますので、ちゃんと理解して使いたいなと思います(*^^*)
お手持ちの革製品で、合成皮革の部分が劣化しているというようなお悩みがありましたら、ご相談ください。バッグやポーチなど、内側の素材の張替えなども対応いたします!
本日のお話はここまでといたしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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