革修理｜三島・伊豆の革修理なら革研究所 三島伊豆店

こんにちは！

革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/

 

さて、本日の施工例は、

ボッテガ・ヴェネタのトートバッグの持ち手交換と補修です。

 

お品物はボッテガ・ヴェネタのバッグの名作「カバ」ですね！

ご依頼の内容は、破れてしまった持ち手の交換と、色褪せや細かなダメージの補修です。

 

さっそく、施工before/afterをご覧ください。

【before】

持ち手の革が破れています。

また、色褪せで、内側と外側の色がバラバラです。

角の部分にスレ傷があります。

 

内側の底はシミなどの汚れがあります。

 

取付外しのできるポーチが付いていますが、こちらのポーチも

シミや汚れで黒ずんでいます。

 

持ち手交換、ダメージ補修、染め直しで、きれいにしていきます！

 

では、施工後をご覧ください。

【after】

いかがでしょう！

持ち手が復活です！(*^-^*)

コーナーの傷も修復され、内側やポーチの汚れもきれいになりました。

写真だとちょっと紫っぽく見えてますが、色は落ち着いた優しいピンクベージュに染め直しました！

ボッテガ・ヴェネタは、柔らかな革の表情が特徴ですので、革の風合いが残るように、塗料の量などを調整しています。

きれいに蘇りました～°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

お客様にも大変喜んでいただきました(＠⌒ー⌒＠)

ボッテガ・ヴェネタのトートバッグは、デザインが素敵なのはもちろん、柔らかくて使いやすいので、ゴルフ場や旅先のちょっとした移動に、さっと荷物を入れて持ち運ぶなど、とても気に入っているとのことでした。

また、永くお使いいただけると嬉しいです！

 

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ちょこっとお茶の時間です(^^)

本日は、施工例でご紹介したトートバッグについておしゃべりしたいと思います。

 

トートバッグの「トート（tote）」は、アメリカの俗語で「運ぶ」や「背負う」という意味です。

コンゴ語の「tota」（持ち上げる）、スワヒリ語の「tuta」（運ぶ）が起源になっているのだそう。

アメリカに移ったアフリカ人労働者が広めたと言われています。

17世紀には「tote＝運ぶ」という意味で使われ始めます。

 

その後、1900年代に入ってから「トートバッグ」という名称が定着したのだそうです。

1900年代当初は、労働者が重量物を運ぶ袋が「tote」と呼ばれていて、今のような使い方ではなかったようです。

これが、トートバッグのはじまりということですね～。

 

そして、トートバッグに大きな転機が訪れたのが1944年のこと。

老舗アウトドアブランドのL.L.Beanが、「Bean’s Ice Carrier」の名前でトートバッグを商品化したのです！

L.L.Beanの創業地であるメイン州はアメリカ北東部に位置します。

冬には湖が凍り、その湖から切り出した氷が、クーラーボックス用の氷として売られていたのだそう。

トートバッグは、この氷の塊を運ぶバッグとして、開発された商品だったのだそうですよ！

 

その後1950年代にかけて、L.L.Beanはデザインバリエーションを増やしていきます。

丈夫さや使い勝手の良さが評価され、一般にも広く使われるようになったんですね～。

トートバッグという言葉も、すっかり定着しましたね！

 

始まりは氷の塊を運ぶためのバッグなのだと思うと、荷物が運びやすいのも納得です！！

本日のお話はここまでといたしますヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

 

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