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革修理ブログ
2023/11/27
マザーハウス 革のリュックのファスナー交換とスレ補修
こんにちは!
革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/
11月最後の月曜日、今週末はもう12月ですね~。
我が家では、12月の後半になるとストーブが登場します。
ストーブでお湯が沸いてる光景大好きです(*^-^*)
さて、本日の施工例は、
マザーハウスの革のリュックの
ファスナー交換とスレ補修です。
さっそく、施工before/afterをご覧ください。
【before】
マザーハウスのミニマトウバッグパックです。
パッと見ると、大きなダメージはないのですが、
ファスナーの一部が裂けていたり、角の部分が擦れて色がなくなったりしています。
他にも、複数個所に小さなスレ傷が発生していますね。
ファスナー交換、スレ傷補修、部分塗装できれいにしていきます!
では、施工後をご覧ください。
【after】
いかがでしょう!
ファスナー交換と、細かなスレ傷補修、部分塗装で、きれいに復活しました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
優しい革の質感が良いですね~。
これからも活躍してもらえると嬉しいです(*^-^*)
今回は、ダメージが大きく広がる前に補修のご相談をいただきましたので、部分補修での対応が可能となり、価格を抑えることができました。
革製品は、早めのケアが、永くお使いいただくための秘訣です!
大切な革製品のお手入れ、補修は、革研究所が全力でサポートいたしますので、
お気軽にご相談ください(p≧w≦q)
革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、靴、小物、ソファや革衣類など、
革製品の修理に幅広く対応いたします(^^)/
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ちょこっとお茶の時間です(^^)
本日は、施工例でご紹介したリュックのブランド、
マザーハウスについておしゃべりしたいと思います。
マザーハウスは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」 という理念を掲げ、
2006年に バングラデシュからスタートしました。
創業者は、山口絵理子さん。
山口絵理子さんは、大学4年のときに、国際援助機関でインターンを経験しますが、ただ金をばらまくだけの援助に幻滅したのだそう。
そして、単身バングラデシュに渡り、現地の大学院に通いながら、貧困の解決を考え続け、
ビジネスを通じてこそ社会に持続可能で大きな変化を起こせると気づきます!
なぜ、バングラデシュだったのか?
彼女がインターン時代、莫大な額の支援金ではあるが「それが本当に人々を幸せにしているんだろうか」というもやもやした不満が募り、「自分の目で確かめたい」との思いにかられたのだそう。パソコンに「アジア最貧国」というキーワードで検索すると、出てきたのがバングラデシュだったのです。
バングラデシュは、貧困が蔓延し、ストリートチルドレンが溢れかえっている。そんな様子に衝撃を受けます。国際機関の立場でたくさんの支援を与えていたはずなのに、全く反映されていないという現実を目の当たりにします。
2週間の滞在のつもりが、そのまま現地の大学院に進み、日本企業で働くなどして、貧困解決の答えを探し続けました。支援金は市民の手には届かず政治家が握ってしまったりしている。NGOで草の根運動をして頑張るしかないと、現地の学生もみんなそう考えていました。
そんなとき、「社会を変える源泉というのは、ビジネスにあるんじゃないか」と思いついたのだそうです。
現状の支援だけにとらわれることなく、本当の意味での解決を模索し続けて出した回答だったんですね。(≧▽≦)
そして、目を付けたのが「ジュート」でした。
(ジュートとは、黄麻(こうま)というシナノキ科の植物の繊維でできている素材です。丈夫・通気性が高い・保温性があるなど、ジュートは、優れた特長を多く備えています。)
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という挑戦がはじまります。
山口氏が敬愛し、マザーハウスの名前の由来にもなっているマザーテレサが、貧困に苦しむ人々を助ける事に生涯を捧げたように、自分の人生を賭けた挑戦です。
マザーハウスの重要な挑戦は、『社会をもっと良くしていこう』という気持ちを、ファッションの『かわいい』とか『かっこいい』と両立させたい、というもの。
マザーテレサさえ成しえなかった、社会の構造そのものを変えるというチャレンジなんですね!
支援するということだけではなく、途上国の人々と一緒に社会を変えていこうという考え方に、とても共感します(≧▽≦)
個性的な輝きを放つ素材、 誇りある職人の技術、多様性あふれる固有の文化。
途上国の可能性を形にして、素材開発からお客さまにお届けするまでを 一貫しておこなう
マザーハウスの モノづくりは、現在、6つの生産国と 3つの販売国に広がっています!
施工例でご紹介した革のリュックにのタグを見てみると、「Made in Bangladesh」とあります。
バングラデシュで作られた製品なんだということを改めて実感しますね。
本日のお茶のお供は、ここまでといたします。
お読みいただきありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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