革修理｜三島・伊豆の革修理なら革研究所 三島伊豆店

こんにちは！

静岡県でバッグ、財布やソファなどの修理サービスを提供しています。

革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です(^^)/

 

本日は、

バッグ、財布、革衣類などのファスナー修理

についてお話したいと思います。

 

革製品の修理で、ファスナー修理に関するご依頼を

お受けすることがよくあります。

ファスナーは、開閉する機能ですので、

バッグ、財布、衣類など、様々な製品で、

重要な役割を担っていますよね。

本体がきれいな状態であっても、ファスナーが壊れてしまうと、

使えなくなります( ；∀；)

 

本日は、このファスナーの構造や、修理例をご紹介してまいります(*^-^*)

 

ファスナーの構造

ファスナーのシンプルな構造でできています。

では、ファスナーの主な構成要素とその役割について見ていきましょう。

 

ファスナーの主要な構成要素

１．スライダー（引手）

・役割

スライダーは上下に移動することで、開閉します。

スライダーを上に引き上げるとエレメントがかみ合い、下に引き下げるとエレメントが外れることで、開閉することができます。

・構造

スライダーを操作するための引手が付いていて、簡単に操作できるようになっています。

この引手は、いろいろなデザインがあり、アクセントになることもありますよね(*^-^*)

また、見えないところでは、エレメントを正確にかみ合わせるためのガイドとして、内側に溝が付いています。

 

２．エレメント（歯）

・役割

エレメントは、歯のような形をしたギザギザの部分です。

左右のエレメントが噛み合うことで、ファスナーを閉じることができます。

・材質

エレメントの材質には、金属、プラスチック、ポリエステルなどがあります。

金属は強度があるので、ジーンズや作業用の服になどに使用されることが多いです。プラスチックやポリエステルは、軽く柔軟性がありますので、衣類やバッグなどに使われることが多いです。

 

３．テープ

・役割

テープは左右のエレメントを支える布の部分で、製品に縫い付けるところです。

・材質

通常、耐久性のあるポリエステルやナイロンなどの素材で作られています。

テープは、ファスナー操作で引っ張られたり、摩擦などの強度に対応できるようになっています。

 

構造は非常にシンプルでわかりやすいですよね(*^-^*)

使っているうちに、どれか一つの部品が壊れると、

うまく開閉できなくなってしまいます。

 

ファスナー修理例

ここからは、ファスナーの修理例をいくつかご紹介いたします。

 

１．ホワイトハウスコックスの長財布のファスナー交換

【before】

スライダーを動かして閉めようとしても、

閉めたと思った部分が開いてしまうという症状です。

エレメント（歯）が劣化し、うまくかみ合わなくなることで発生しています。

引手は元のモノを使い、ファスナー全体を交換することになりました。

いったん縫製をほどき、新しいファスナーを縫製し直します。

では、施工後をご覧ください。

【after】

引手は元の部品を取り付けて、ファスナー交換が完了です。

 

２．カステルバジャックの財布のファスナー交換

こちらは、樹脂ファスナーの修理例です。

コーナー部分のエレメントが壊れてしまっています。

テープも毛羽立っていますね。

【before】

  

【after】

樹脂ファスナーも、もちろん交換できます！

 

３．革のジャケットのファスナー部品交換

↓こちらは、革のジャケットなどの衣類の例です。

こちらのファスナーも、エレメントがかみ合わなくなっいます。

ただ、このお品物の場合は、エレメントには問題がなく、

スライダー（動く部分）の交換だけで修理することができました。

 

ファスナー修理は、部品の状態によって、

全体交換が必要な場合と、一部の部品交換だけで済む場合があります。

部品交換で済めば、もちろん費用は抑えられますので、

施工の前に、お品物の状態をしっかり確認させていただいて、

最適な施工方法のご提案を行っています。

ご相談、お見積りは無料で行っております(*^-^*)

 

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