革修理｜三島・伊豆の革修理なら革研究所 三島伊豆店
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革修理ブログ
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2024/11/25
【ファスナー修理】鞄、財布、衣類のファスナー不具合補修例
みなさま、こんにちは(＠⌒ー⌒＠)
本日は、ファスナー修理の特集です。
ファスナーの構造や、バッグ、財布などの
症状別ファスナー不具合補修例
をご紹介します。
＜目次＞
様々な製品の開け閉めに欠かせないファスナーですが、構造は非常にシンプルです。
ファスナーの主な構成要素とその役割について見ていきましょう(*^-^*)
＜ファスナーの主要な構成要素＞
１．スライダー（引手）
・役割
スライダーは動く部品です。
上下に移動することで、開閉することができます。
スライダーを上に引き上げるとエレメント（歯）がかみ合い、
下に引き下げるとエレメントが外れるようになっています。
・構造
見えない部分ですが、エレメントを正確にかみ合わせるためのガイドとして、
内側に溝が付いています。
また、スライダーを動かすために、引手が取り付けられるようになっています。
引手のデザインはアクセントになりますよね(*^-^*)
２．エレメント（歯）
・役割
エレメントは、歯のような形をしたギザギザの部分です。
左右のエレメントが噛み合うことで、ファスナーを開閉することができます。
・材質
エレメントの材質には、金属、プラスチック、ポリエステルなどがあります。
３．テープ
・役割
テープは左右のエレメントを支える布の部分で、製品に縫い付けるところです。
・材質
通常、耐久性のあるポリエステルやナイロンなどの素材で作られています。
テープは、ファスナーの操作で引っ張られる部分ですので、
その強度に対応できるようになっています。
ファスナーの構造を簡単にご説明いたしました。
ファスナーはおなじみの部品ですので、想像できますよね(*^-^*)
使っているうちに、どれか一つの部品が壊れたり、調子が狂うと、
うまく開閉できなくなります。
不具合の発生箇所や、状態によって補修の方法もいろいろあります。
ここからは、ファスナー不具合の補修例をご紹介します。
ファスナー不具合の症状別にご覧ください(*^-^*)
このような状態↓、みたことありますよね。
スライダーを動かして閉めようとしても、
閉めたと思った部分が開いてしまうという症状です。
この症状は、スライダーの溝もしくは、エレメントが劣化し、
うまくかみ合わなくなることで発生します。
上記の写真のお財布の場合は、エレメントが劣化していて、
再生が困難でしたので、ファスナー全体を交換することになりました。
↓↓after↓↓
引手は元の部品を取り付けて、ファスナー交換が完了です。
同じ症状でも、エレメントの劣化はなくスライダーに不具合がある場合は、
ファスナー交換や、部品交換などの必要が無い場合もあります。
その例がこちらのバッグです↓
before
このファスナーも閉まらなくなっています。
↓↓after↓↓
エレメントに劣化がなく、スライダーも交換せずに、
隙間調整のみで補修することができる状態でした。
この場合は、補修費用もかなり抑えることができます。
このように、同じように見える不具合でも、
どの部分がどのように劣化しているかによって、
最適な補修方法をご提案いたしますので、ご相談ください。
このような状態↓、みたことありますよね😢
テープが破れた場合は、このままでの再生が難しいため、
ファスナー交換で補修します。
縫製を解いて分解し、不具合のあるファスナーを取り外してから、
新しいファスナーを再縫製します。
↓↓after↓↓
ファスナー交換が完了しました。
部分的な交換ではないため、少し費用はかかりますが、
このようにもう一度使えるようになります。
同じようにテープの劣化の補修例で、
こちらは樹脂のエレメントのファスナーです。
↓↓after↓↓
樹脂ファスナーももちろん、交換補修できます。
引手の不具合のタイプは、大きく分けて２つあります。
それぞれご紹介します。
1つは引っ張る部分が切れそうになったり、
取れてしまったりするタイプです😢
↓↓after↓↓
この場合は、新しい引手を作成して取り付けました。
引手の素材やデザインによって、施工方法を提案します。
そしてもう１つは、
スライダーの引手を取り付けるパーツが折れるといった
スライダーの不具合のタイプです😢
↓このように金具が折れています。
この場合は、スライダーの部品のみを交換します。
↓↓after↓↓
スライダーを交換し、引手が取り付けられました。
～～
３つの症状別に補修例をご紹介しました(*^-^*)
ご紹介した例の他にも、まだまだいろんな症状がありますが、
お品物の症状にあった施工内容をご提案して、
安心してお使いいただけるように補修致しますので、
ご相談ください。
ご相談、お見積りは無料です。
宅配便で全国から受付可能です！
革修理料金の、革製品リペア価格表から「バッグや小物に関する補修のベース価格」と、
「縫製補修価格表」を抜粋してご紹介します。
＜補修のベース価格＞
| ベース価格 | ||
|---|---|---|
| バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cm未満2本まで) |
Sサイズ(タテ＋ヨコ 35cm未満) | 14,370円 |
| Mサイズ(タテ＋ヨコ 60cm未満) | 17,570円 | |
| Lサイズ(タテ＋ヨコ 90cm未満) | 20,760円 | |
| LLサイズ(タテ＋ヨコ 91cm以上) | 25,560円〜 | |
| 財布等の小物 | 9,590円 | |
| 持ち手（ハンドル） ※1本当たりの料金 |
3,190円 | |
| 部分補修（タテ+ヨコ＝16cm未満） ※1箇所当たりの料金 |
3,190円 | |
| 内袋交換(内張り交換は28,600円～) | 16,340円〜 | |
補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。
＜バッグ・財布・小物縫製補修価格表＞
| 財布 | ||
|---|---|---|
| ファスナー交換 | 長財布 | 13,200円〜 |
| コンパクト | 11,550円〜 | |
| 小銭入れ | 10,000円〜 | |
| 引手作成 | 4,500円 | |
| スライダー交換（シルバーorゴールド） | 4,500円 | |
| ホック交換 | 3,000円〜/1個 | |
| 6,000円〜/2個 | ||
| バッグ | ||
| 内袋交換 ※1 | 17,000円〜 | |
| 内張交換 ※1 | 36,000円〜 | |
| 根革（付け根）交換 | 8,000円〜（1箇所） | |
| 持ち手作製 | 平持ち手 8,000円〜/1本 | |
| 丸持ち手 10,000円〜/1本 | ||
| ショルダーベルト作製 | 17,000円〜 | |
| パイピング交換 | 13,000円〜/1本 | |
| ファスナー交換 | 15,000円〜 | |
| ・ファスナーの布地の色がブラック、ブラウン以外の場合はプラス3,300円（税込み） ・分解、再縫製をするため、元の縫製ラインからズレることがあります。 ・スライダーはYKKの物になります。海外製はプラス料金がかかります。（ririなど、プラス3,300円（税込み）） ※1 使用する生地はキャンバスかシャンタンかナイロンになります。合皮、本革の場合は要相談。 |
||
| ジャケット | ||
| 破れ修理 ※2 | 6,000円〜／1箇所 | |
| ファスナー交換 | 23,000円〜／1箇所 | |
| 袖丈詰め ※3 | 23,000円〜／2本 | |
| ワッペン取り付け | 都度見積もり | |
この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。
詳細は「革修理料金」をご確認ください。
実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって、
施工内容が一つ一つ異なります。
価格表をベースにしながら、
お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して
施工内容と価格のご提案をいたしますので、
安心してご相談ください(*^-^*)
価格表はあくまでもベース価格です。
こんな場合はどおなるの？といった疑問は、
お気軽にお問い合わせください。
お品物の状態や施工内容に合わせて、
柔軟にお見積りをお出しします。
お客様のご予算もお伺いし、
一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、
まずは、ご相談ください(*^-^*)
ご相談、お見積りは無料です。
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革研究所 三島伊豆店では、バッグや財布、ソファ、革衣類、小物、靴、車内装など、
革製品の修理・クリーニング・リメイク、お直しなどに幅広く対応いたします(^^)/
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上記以外にも、神奈川県、東京都などの関東圏、その他の場合も、ご相談ください。
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