革修理｜三島・伊豆の革修理なら革研究所 三島伊豆店

こんにちは！

革研究所三島伊豆店スタッフ”よー”です。

 

本日は、

革のカードケースの修理について

ご紹介します。

 

お預かりした革のカードケースは、お客様が社会人になったときにお母さまがプレゼントしてくれたという名刺入れです。40代～60代の年齢層に人気のある49AV.JUNKO SHIMADAですね。

３０年間大切に使われてきたもので、人生の節目にお直しをして、これからも長く使いたいとのことで、修理にも気合が入ります(^^)ゞ

 

では、革のカードケース修理施工の

【before/after】をご覧ください。

【before】

 

【after】

 

いかがでしょう。

色褪せ、すれ、端面のがさつきなど、ダメージが出ていた部分がきれいに蘇りました！

このカードケースと共に、新しい歴史を作っていっていただけたら嬉しいです\(^^)/

 

#余談ですが、、島田順子さんといえば、80代の現在も現役・第一線で活躍し続けるファッションデザイナー！かっこよいですね(≧▽≦)

 

今回の施工内容は以下の通りです。

１．クリーニング

まずは、長年の汚れを専用クリーニング液で除去します。

汚れがあると塗装の密着度が落ちるので丁寧にクリーニングすることが大事。

２．表面のサンディング処理

革の毛羽立ち、キズを革を傷めないように慎重にサンドペーパーで平滑にします。

特に端面のコバと呼ばれる部分が痛んでいたので、時間をかけて少しづつ平滑にしていきます。

３．下地作り

・革の痛んでいる部分を中心に専用の補修液で表面を平滑に形成します。

・再度、サンディングをして、全体を平滑にします。

・最後に全体に補修液をウエスで塗り込み、革全体をミクロレベルで平滑にします。

４．マスキング

内側、金属パーツ、外側のステッチ、ブランドロゴに塗装がかからないようテープでマスキング。出来栄えを考えると、この作業が一番気を使います。

５．塗装

・今回は水性顔料を使い、全体をスプレーガンで均一に塗装しました。

・調色は、お客様のご要望から明るい印象にするため、オリジナルよりオレンジを強めにしました。

・最後は、色止めとして、半艶のトップコート。防汚剤も入れておきました。

６．コバ塗り

・端面を保護するために、コバ剤を丁寧に重ね塗りして、端面の革のほつれ、ささくれが起きないよう保護しました。

・端面の痛みが強かったので、コバ塗り、乾燥、サンデイングを数回行いましたので、コバだけで二日間かかりました。

 

各工程丁寧に施工していますよ～(^^)/

 

革研究所三島伊豆店の林田店長が、

みなさんのお悩みやご要望を真摯にお聞きして、丁寧にコミュニケーションしながら進めます。

施工についても詳しく説明し、

ご納得いただいてから施工を開始しますので、ご安心ください。

施工後のお手入れの方法なども

納品の際に説明させていただきますので、

わからないことがあれば、

お気軽にお尋ねください\(^^)/

 

また、状態によって、クオリティ、納期、料金に違いがあります。

ダメージが少ない段階のほうが、ご負担も少なくなりますので、まだ早いかな？と思っても、ご相談いただけると嬉しいです。

 

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今回は、革のカードケースの修理施工についてご紹介しました。

これに限らず、革製品のトラブルでお困りの際は、ぜひご相談ください。

 

「こんな対応できますか？」

「これはどうしたらいいの？」などなど、

お悩み・ご相談は、ＬＩＮＥ・メール・お電話などで承ります◎

お電話の場合、お話だけではダメージの状態がわからないので、気になる箇所のお写真をＬＩＮＥやメールなどで送っていただけると、大変ありがたいです(^人^)

 

「実際にものを見せながら相談したい」などのご要望がありましたら、訪問見積りなども対応させていただきますので、ご相談ください。

 

ご相談、お見積りは、

もちろん無料です♪(^^)♪

 

とにかく、どんなご要望もあきらめずに

一度ご相談いただけると嬉しいです！

 

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